はじめに—私は英語が苦手です
おうち英語のブログを検索すると、すごいママばかりで閉じたくなりますよね。
元英語講師、TOEIC900点台、DWEフルセットを使いこなす……。そんな記事を読むたびに「うちには無理だ」と思ってしまう気持ち、とてもよくわかります。
私は英語が苦手です。英語講師の経験もTESOLの資格もありません。TOEICも受けたことがなく、高得点どころか自分のスコアすら知りません。
そんな私の子どもが、小学6年生で英検3級に合格しました。DWEは中古で買って、数日で挫折。結局、週1回の英会話塾だけで11年間コツコツ続けた結果です。
この記事でわかるのは、この3つです。
- 英検3級まで、結局いくらかかったのか(うちは約98万円でした)
- 11年間でやったこと・やらなかったこと
- 英語が苦手な私でも続けられたわけ
月謝袋7年分と昔の通帳をひっくり返して、ほんとの数字をそのまま載せました。
※私は英語教育の専門家ではありません。あくまで一家庭の記録としてお読みください。
結論:費用総額は約98万円でした
先に結論からお伝えします。0歳から小6の英検3級合格まで、11年間でかかった費用の総額は約98万円でした。失敗したDWE中古の代金も、隠さず入れた数字です。教室に通った10年間でならすと、月あたり約7,700円でした。
| 項目 | 金額目安 |
|---|---|
| かけ流し期(0〜2歳) | ほぼ0円(CD数枚のみ) |
| DWE中古(2歳ごろ・数日で挫折) | 約3万円 |
| 週1英会話塾(3歳〜小6) | 919,200円(月謝袋と通帳で全年度確認) |
| 入会金・CD代など | 約6千円 |
| JAPEC児童英検(5回受験) | 約14,900円 |
| 英検(5級・4級・3級) | 約10,100円 |
| 合計 | 約98万円 |
「思ったより高い」と感じた方もいるかもしれません。正直に言うと、DWEの相場(約100万円前後と言われることが多いです)と比べても、大きく安いわけではありません。
それでも私がこの記事を書くのは、「一括で高額な教材を買わなくても、月謝の積み重ねだけでここまで来られた」という事実を伝えたいからです。詳しい内訳は、この後の見出しで年齢ごとに説明していきます。
0〜2歳:かけ流しだけの時期
生まれてから2歳頃までは、英語のかけ流しだけをしていました。かけ流しとは、英語の音声を生活の中でBGMのように流しておく方法です。
この時期に使ったのは、CDを数枚購入した以外は、ほぼすべてYouTubeの無料動画でした。ただ、2歳ごろに一度だけ大きめの買い物をしています。メルカリで買った約3万円のDWEの中古です。これがどうなったかは、後の章で正直にお話しします。
正直、「効果があったかどうか」は今でもわかりません。ただ、費用面ではほぼ0円で済んだことは間違いありません。教材選びに悩んで一歩を踏み出せずにいるより、まずは無料の範囲で音声に触れさせてみる、というのが我が家のスタートでした。
3〜5歳:週1英会話スタートの理由
3歳になったタイミングで、地元の英会話塾に通い始めました。英会話のレッスンが中心で、のちのち英検対策までみてもらえた教室です。通い始めた理由は単純で、「かけ流しだけでは私自身が話しかけてあげられない」と感じたからです。
私は英語が話せません。かけ流しを続けても、子どもと英語でやり取りをしてあげることはできませんでした。それなら、プロに週1回だけでもお願いしよう、というのが決め手でした。
この教室にはその後、小6までずっと同じ教室に通い続けています。教室を変えたり、掛け持ちしたりはしていません。
月謝の推移
月謝袋を見返すと、年度によって金額が変わっていました。
| 年度 | 月謝/月 | 年額目安 | 学年目安 |
|---|---|---|---|
| 2016〜2017 | 6,000円 | 72,000円 | 3歳 |
| 2017〜2018 | 6,000円 | 72,000円 | 4歳 |
| 2018〜2019 | 4,700円 | 56,400円 | 5歳 |
入会金として5,000円、CD代として860円が別途かかっています。この頃の月謝は月謝袋に記録が残っていたので、正確な数字です。
小学校入学〜:英検を意識したきっかけ
小学校に上がってからも、同じ教室に週1回通い続けました。この頃から、「JAPEC児童英検」という子ども向けの検定を、段階的に受けるようになりました。
JAPECは、おうちで受けられる検定です。CDと問題冊子が郵送で届いて、家で解いて送り返します。面接テストだけは別の日に、Zoomで受けました。会場まで連れて行かなくていいのは、親としてかなり助かりました。
JAPEC児童英検は、GRADE6→4→3→2→1という順番で、合計5回受験しています。検定料の概算は約14,900円でした。
| 年度 | 月謝/月 | 年額目安 | 学年目安 |
|---|---|---|---|
| 2019〜2020 | 7,800円 | 93,600円 | 年長 |
| 2020〜2021 | 8,400円 | 100,800円 | 小1 |
| 2021〜2022 | 8,900円 | 106,800円 | 小2 |
小3以降(2022年度〜)は、支払いが月謝袋から振込に変わったため、手元に月謝袋がありません。そこでこの記事を書くにあたって、昔の通帳を1冊ずつ見返して確認しました。小3〜小5の3年間は月謝8,200円(年間98,400円)で、金額は3年間変わっていませんでした。
またこの頃、コロナ禍をきっかけに、授業が対面からオンライン(Zoom)に変わりました。塾も先生も同じままです。その後、先生がご自身の地元であるアメリカに帰られたため、今はアメリカと日本をZoomでつないでレッスンを受けています。地方に住んでいても、自宅にいながらネイティブの先生の授業を受けられる。10年前には想像していなかった形です。
JAPECの段階受験を通して、子ども自身が「次はこの級に挑戦する」という目標を持てるようになったのは、続けてきてよかったと感じる点でした。
小6:英検3級までの直前対策
JAPECの次のステップとして、英検を受けるようになりました。対策は、通っていた英会話塾のレッスンでみてもらえたので、英検のためだけに新しく塾を増やすことはしていません。
受験会場は、別で通っていた国語・算数の塾が英検の準会場だったため、そこで受けています(会場として利用しただけで、英語の授業は受けていません)。
受験のペースは、5級が小5(2024年度 第2回)、4級が小6(2025年度 第1回)、3級が小6(2025年度 第3回)。約1年半で3つの級を駆け上がった形ですが、それまでにJAPECで10年近く土台を作ってきた上での1年半です。塾のレッスンでは塾のテキストを何冊か使っていて(テキスト代は月謝とは別払いでした。金額の記録は残っていません)、それに加えて3級のときに家庭用として市販の対策本を2冊買いました。旺文社の「英検3級 文で覚える単熟語(いわゆる文単)」と「英検3級 過去6回全問題集」です。家で少しずつ解いていました。
小6の年度の月謝は月10,200円、年額122,400円でした。この年は検定料も含めて出費が増えたタイミングです。
英検の検定料は、5級2,500円、4級2,900円、3級4,700円で、合計約10,100円でした。
そして小6の冬、2025年度 第3回検定で英検3級に合格しました。卒業の少し前に、11年間の積み重ねがひとつの形になりました。
DWEはどうしたの?(正直に言うと、中古で買って挫折しました)
おうち英語の定番教材、DWE(ディズニーの英語システム)。実はうちも、子どもが2歳ごろのときに、メルカリで中古を約3万円で買ったことがあります。
結果は、数日で子どもが飽きました。私は英語が苦手なので、教材を使って盛り上げてあげることもできませんでした。
この失敗でわかったのは、「うちは高額教材を使いこなせる家庭ではない」ということです。もし正規のフルセット(約100万円と言われることが多いです)を買っていたら……と思うと、今でもひやっとします。
誤解のないようにお伝えしたいのですが、DWEを使いこなして結果を出しているご家庭はたくさんあります。教材が悪いのではなく、我が家には合わなかった、というだけの話です。
その代わりに選んだのが、月謝制の英会話教室でした。月謝制の一番の安心感は、やめたくなったらいつでもやめられることです。子どもが「行きたくない」と言い出したら、次の月から通わない選択肢がありました。実際には11年間やめませんでしたが、「やめられる」という前提があったからこそ、気負わずに続けられたのだと思います。
費用総額まとめ(年齢別内訳表)
改めて、0歳から小6までの費用を年齢別にまとめます。
| 時期 | 内容 | 費用目安 |
|---|---|---|
| 0〜2歳 | かけ流し(CD数枚+YouTube) | ほぼ0円 |
| 2歳ごろ | DWE中古(メルカリ・数日で挫折) | 約3万円 |
| 3歳〜年中 | 週1英会話(月謝4,700〜6,000円) | 約20万円 |
| 年長〜小1 | 週1英会話(月謝7,800〜8,400円) | 約19.4万円 |
| 小2 | 週1英会話(月謝8,900円) | 約10.7万円 |
| 小3〜5 | 週1英会話(月謝8,200円) | 約29.5万円 |
| 小6 | 週1英会話(月謝10,200円) | 約12.2万円 |
| その他 | 入会金5,000円+CD代など | 約6千円 |
| 検定料 | JAPEC5回+英検3回 | 約2.5万円 |
| 総額 | 約98万円 |
※塾のテキスト代(月謝とは別払い)と市販の対策本2冊の代金は、記録が残っていないため総額に含めていません。実際は上記より少し多くなります。検定料は受験当時の領収記録がないため、現行料金からの概算です。
「これしかやっていない」引き算リストも公開します。
- DWE:中古を買ったものの数日で挫折。正規購入はしていない(詳しくは本文で)
- 英検のためだけの塾・家庭教師:増やしていない(対策は週1の英会話塾のレッスン内で)
- 通信教材(英語):やっていない
- オンライン英会話サービス(DMM英会話など):契約していない ※通っている塾の授業自体は、コロナ禍を機にZoomでのオンライン授業になっています
- 英語は週1の英会話塾(塾のテキスト含む)とYouTubeのかけ流し、家庭用の3級対策本2冊のみ
※国語・算数の塾には別で通っていましたが、英語の学習はしていないため、この記事の費用には含めていません。
特別なことは何もしていません。ただ、同じ教室に11年間通い続けた、それだけです。
「私にもできる?」と思ってる人へ(正直に)
ここまで読んで、「うちもできそう」と思った方もいれば、「結局90万円以上かかるのか」と感じた方もいると思います。どちらの感想も正直な受け止め方だと思います。
私が伝えたいのは、「安く済んだ」ということではありません。一括で高額な教材を買う決断をしなくても、月謝の積み重ねだけで、英語が苦手な親のもとでも子どもが英検3級まで届いた、という事実です。
月7,700円という金額も、正直安くはありません。それでも、一度に98万円を支払う必要はなく、様子を見ながら少しずつ続けられたことが、我が家にとっては大きな安心材料でした。
英検5級や4級で十分満足という考え方もあると思いますし、3級がゴールである必要もありません。我が家はたまたま3級まで届きましたが、これはあくまで一つの家庭の記録です。お子さんのペースに合わせて、無理のない範囲で選んでいただければと思います。
まとめ・次に読んでほしい記事
0歳から小6の英検3級合格まで、11年間でかかった費用は約98万円、月あたり約7,700円でした。DWEに挫折した我が家でも、週1の英会話塾を続けることで、ここまで届くことができました。
この記事はあくまで一家庭の記録であり、効果を保証するものではありません。英語教育の専門家としてではなく、一人の親としての実体験としてお読みいただけたら嬉しいです。
「うちも週1英会話を始めてみようかな」「もっと費用を抑えたい」という方に向けて、次は低コストで始められる教材の比較記事や、無料体験レビューの記事も準備しています。まずは無料体験から試してみたい方は、そちらもあわせてチェックしてみてください。


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